整体コラム
鍼治療が身体に及ぼすメリット
身体がだるい、肩こりが酷い、ストレスで胃が痛い、頭痛がする、足がむくむなどの症状がある方は、鍼灸院に行くのがよいか、リラクゼーションとしてエステマッサージに行くべきか迷っているかもしれません。それぞれメリットがありますが、今回は鍼灸院で行なわれる針治療のメリットについてお伝えしましょう。リラクゼーションを目的としたエステマッサージが西洋方式とするなら、針治療は東洋医学による治療法となります。その他の大きな違いとして、エステマッサージはエステティシャンが行ないますが、これには国家資格は不要で、サロンの基準を満たす条件をクリアすれば誰でも施術が可能です。
一方で、鍼灸院で行なわれる針治療は「はり師」「きゅう師」の国家資格を取得した者しか施術できません。つまり針治療は、人体構造に詳しい国家資格を持つプロが行なう施術となっています。針治療では、「気・血・水」のバランスを見ながら2000以上のツボを使い分けて施術を行なっています。この内、水とは血液以外のリンパ液や身体の中の水分のことで、調整すると消化や排泄を促す効果が得られます。このような針治療のメリットとしては、「生体機能調整・血行促進・免疫力の活性化」の3つの作用によって、身体によい影響をもたらせます。
まず生体機能調整作用では、ズキズキとうずく疼痛(とうつう)やけいれんなどをおさえる効果があります。また、痺れ、運動麻痺といった神経や臓器の機能低下を活発にすることもできます。2つ目の血行促進作用では、肩こり、筋肉痛、動脈硬化など、硬くなった筋肉をほぐし血流をよくします。また関節部の痛みでは、関節に炎症を起こして痛みが出ているので、患部に集まっている血液を身体の中に流すことにより炎症を鎮める効果があります。3つ目の免疫力の活性化作用では針治療によって白血球を増やし、身体全体の免疫機能を活性化させる効果が得られます。
これらのメリットを組み合わせることで、次のようなあらゆる症状を改善することが可能なのです。頭痛・風邪・胃腸の病気・下痢・便秘・冷え性・耳鼻科の病気・自律神経失調症などの精神的疾患・生理痛といった婦人科系疾患・脳卒中の半身麻痺の改善など、針治療では身体のあらゆる不調を改善する効果があるのが最大のメリットといえるでしょう。身体の不調を解消するために針治療を試したいなら、神田第一接骨院をおすすめします。神田第一接骨院では、国家資格を持っている鍼灸師が施術を行なう針治療が受けられますし、針治療に併せて整体やマッサージも施せるので、身体のさまざまな不調を治すことが可能です。