整体コラム
頭(頭蓋・頭皮・筋肉)を調整するメリットは?
デスクワークで起こりがちな肩こりや頭痛は、肩まわりの筋肉がこり固まっているのではなく、意外にも頭の筋肉が原因かもしれません。
本コラムでは、頭蓋骨や頭皮、筋肉のこりによって引き起こされる症状や、当院で行っている治療について解説しています。首・肩のこりや頭皮が固い方はぜひご参考にしてください。
さまざまな身体の不調をもたらす「頭」に関する筋疲労とは
デスクワークが多い昨今、頭や肩、背中などに不調を訴える方が多くいらっしゃいます。頭や首にかけて筋肉がこり固まり、肩こりや頭痛だけでなく、不眠症につながるケースまであります。こうした身体の不調を起こす原因となるのが、頭蓋骨や首付近にある筋肉です。以下では、額から後頭部にある3つの筋肉と腱膜について紹介します。
- 前頭筋:眉毛やまぶたを引き上げる役割を持つ、額付近にある筋肉
- 側頭筋:顎を動かす際に使う筋肉
- 後頭筋:4つの筋肉で構成され、頭を支える重要な筋肉
- 帽状腱膜:上記3つの筋肉とつながっており、帽子のように頭を覆う筋膜
以下では、それぞれの筋肉がこりやすい方の特徴や、現れる症状について解説します。
前頭筋がこりやすい方の特徴と症状
前頭筋がこり固まる方は、スマホやパソコンを長時間使い、目を酷使することが多い方です。前頭筋がこり固まってくると、眼精疲労や頭痛などの症状が現れます。
側頭筋がこりやすい方の特徴と症状
側頭筋がこり固まる方は、ガムをよく噛んだり片側で噛む癖があったりする方や、歯を食いしばるクセのある方に多くみられます。側頭筋がこり固まってくると、片頭痛や首・肩のこりなどの症状が現れます。
後頭筋がこりやすい方の特徴と症状
後頭筋がこり固まる方は、長時間同じ姿勢で作業をするデスクワーク中心の方や、うつむく時間の多い方に多くみられます。後頭筋がこり固まってくると、頭痛・首こり・肩こりといった症状が現れます。
帽状腱膜がこりやすい方の特徴と症状
帽状腱膜は筋肉ではないためこり固まることはありませんが、前頭筋や後頭筋がこり固まった結果、帽状腱膜が引き伸ばされ頭皮が固くなります。長時間スマホやパソコンを使う方や、ストレスを感じやすい方は、頭皮が固くなりやすく、頭痛やストレートネック、姿勢が悪くなるなどの症状が現れます。
継続的なメンテナンスで得られるメリット
継続的なメンテナンスは、つらい肩こりや頭痛の予防につながるなど、さまざまなメリットがあります。
神田第一接骨院では、首や肩のマッサージだけでなく、頭蓋骨の調整による肩こりや頭痛の緩和、予防を行っています。さらに、鍼治療を組み合わせることで、より効果的な治療も可能です。初回お試し価格もご用意していますので、ぜひ一度ご相談ください。
頭皮のこりは自宅でマッサージできますか?
自宅でも簡単にマッサージはできます。シャンプーで頭を洗う際3~4分程度、指の腹を使い、頭皮を優しく圧迫します。特に、頭の側面や後ろにあるこりを感じる部分を重点的に、ゆっくりとした動きで頭皮全体をマッサージしてください。
首のこりが酷く、めまいがすることがあります。効果的なストレッチはありますか?
首をゆっくりと前後左右に動かしてストレッチをすると、首の筋肉がほぐれます。特に、首を傾ける動作は筋肉の緊張を和らげるのに効果的です。