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整体コラム

痛みの原因はどこからくるのか

痛みの原因はどこからくるのか

包丁で指を切ったり、腕を打撲したりすると当然ですが「痛い」と感じます。その他にも虫に差された時の痛みや腰がうずくような痛みなど、体中でさまざまな痛みを感じてしまいます。痛みを感じることで危険を察知して回避するようになっていますし、ケガや病気を察知して治療という行動に移れます。

もし、痛みを感じなかったらどうなるのでしょう。例えば指を切っても痛みを感じなければ、もっと深く切り込んで指を切断してしまうかもしれません。また身体内部での痛みを察知できなければ、知らない間に命が危険になっている可能性も考えられます。

このように、我々が感じる痛みは生命維持に必要不可欠な現象なのです。痛みを大きく分類すると、身体に危険を伝える痛みと神経の痛みに分けることができます。身体の痛みについては、先ほどから解説している切り傷などの痛みとなります。メカニズムとしては身体のある部位がキズつくと、末梢神経となる「侵害受容器」が刺激を受けて痛みを感じます。これを「侵害受容性疼痛」と呼んでいて、ほとんどの場合は一般的な鎮痛剤で痛みをおさえます。

一方で神経の痛みは何らかの原因で神経が刺激を受けて「神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)」を引き起こします。代表的な神経の痛みには、坐骨神経痛、頚椎症に伴う神経障害疼痛などがあります。この痛みには鎮痛剤で取り敢えず痛みをおさえても、神経を刺激する根本的な原因を取り除かなければ根本的な解決には至りません。辛いのは他人や自分自身でも痛みの原因を見ることができないので、特に他人には分かってもらいにくい点です。

神経的な痛みは、慢性化するケースが多いので厄介です。最初は1ヵ月以内でおさまっていた痛みが3ヵ月以上続いて痛む場合、慢性化したといえるでしょう。痛みが慢性化してくると現実には痛みの原因は取り除いたはずなのに、痛みが消えないケースがあります。

この現象は脳が痛みを覚えてしまい、本来は刺激がないのに「痛い」と感じてしまうのです。このような神経性の痛みは、専門の医院で診察を受けないと的確な原因が特定できません。また身体の内部のことなので経験が豊富でないと、本当の原因を見つけることもできないのです。

もし坐骨神経痛、頚椎症に伴う神経障害疼痛など、神経的な痛みでお困りでしたら神田第一接骨院にご相談ください。神田で15年の実績を持つ当院では的確な診断とさまざまな施術によって、神経的な痛みからあなたを解放できるでしょう。

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