整体コラム

整骨院・接骨院では整体治療のほかに鍼治療も受けられる院もありますが、この2つの治療の効果をご存じでしょうか。本コラムでは、整体治療と鍼治療、それぞれの治療で得られる効果や違いについて解説していきます。どちらの施術が自分に適しているか知りたい方は、ぜひご覧ください。

整体治療で得られる効果

整体治療とは、もみほぐしなどにより、関節の歪みなどの矯正・骨格のバランス調整などを行う施術のことです。痛みのある症状・骨格の歪みなどが原因の症状に対して、改善の効果が期待できます。具体的な症状は主に以下のものです。

• ・肩こり
• ・腰痛
• ・血行不良
• ・関節痛

また、血行不良を改善することによって、代謝や自律神経の乱れなどへの効果も期待できます。「レントゲンには映らないけれど痛みがある」といった場合に向いている施術です。

鍼治療で得られる効果

鍼治療とは、体のあちこちにある「点（ツボ）」に鍼を刺して行う施術のことです。鍼を刺して筋肉を刺激することで、血液の循環を促し、自己免疫力を高めるなど、さまざまな効果が期待できます。具体的な症状は、主に以下のものです。

• ・血行不良
• ・関節痛
• ・ストレス

副作用のリスクが極めて少ない施術だというのも、鍼治療が人気の理由の1つです。また、血行促進効果を期待できることから、内臓系や自律神経系の不調・原因不明の不調がある場合に向いている施術です。

どちらの治療を先に受けるべきか

整体はほぐす施術、鍼は体の内部にアプローチする施術です。どちらも慢性的な不調に対して効果が期待できる点は同じですが、効果が期待できる部位は異なります。基本的には不調のある部位に合わせた施術を受ける方がよいですが、整体治療と鍼治療、両方の施術を受けたい場合は、整体治療を受けてから鍼治療を受けるといった順番がいいでしょう。

どちらの施術が自分に合っているのか迷った場合は、問診してくれるスタッフにお任せするのもおすすめです。当院の鍼治療は、国家資格を所持した鍼灸師が施術を行いますので、安心してお越しください。