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整体コラム

反り腰からくる慢性腰痛とインナーマッスルの低下

反り腰からくる慢性腰痛とインナーマッスルの低下

治療をしても腰がすぐに痛くなる、慢性的に腰の痛みがある、という悩みを持っている人はいませんか?慢性的な腰痛の主な原因は、反り腰であることが多いです。反り腰というのは、腰が正常な状態よりも反った状態のことです。腰が反った状態なので、腰の筋肉に大きな負担がかかります。腰椎のカーブがきつく、腰の筋肉に疲労がたまり、凝りを生じます。この凝りが腰痛を引き起こすのです。

マッサージや電気治療などを受けると、一旦は痛みが治まります。しかし実は、凝りがほぐれただけで、反り腰が治ったわけではないので根本的な解決には至りません。少し腰に負担がかかると、また痛みが再発してしまいます。反り腰を直すには、凝りをほぐすのではなく、骨盤の位置をまっすぐに正しい状態に戻す必要があるのです。

骨盤をまっすぐな状態、正しい位置に戻し、反り腰を直したら腰痛が起こらないのかといえば、残念ながらそうではありません。なぜなら慢性的な反り腰になっている人の場合、腰や骨盤を支える筋力が低下しているからです。筋肉に反り腰のクセがついているので、施術をしても、すぐにまた反り腰になってしまいます。

筋肉は、表面にある大きな筋肉、アウターマッスルと、深層部にあるしなやかな筋肉、インナーマッスルがあります。骨盤はこのインナーマッスルが支えています。筋肉はクセがつきやすいので、長い間反り腰になっていて、骨盤もゆがんでいれば、支える筋肉、インナーマッスルもゆがんでいます。つまり慢性腰痛の原因は、インナーマッスルの低下にあるのです。

このインナーマッスルを鍛えれば慢性腰痛は解消されます。インナーマッスルは、アウターマッスルを鍛えるときと違いあまり負荷をかえないようにして鍛えます。特別な器具は必要ありませんので、自宅で手軽にトレーニングすることができます。インナーマッスルの鍛え方が分からない、どこを鍛えれば効果があるのか分からないという人は、接骨院で相談してくださいね。

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