整体コラム
ケガの後などに残る後遺症へのリハビリは大事
スポーツ時のケガ、交通事故でのケガなど、私たちの生活の中で予期せず体に負担を負ってしまうことがあります。そして、けがを負ってしまってしばらくしても後遺症が残るケースが多いので、しっかりとリハビリをしていくことが大事です。
見た目でわかりやすいケガであれば、すぐに通院される方が多いと思います。しかし、見た目では大したことがないように感じられるケガであったり、その場では自分自身あまり痛みを感じなかったりすると、わざわざ病院に行くほどでもないと自己判断してしまう方がいらっしゃいます。自己判断をしたばかりに、後遺症に後から悩まされてしまうのです。そのためケガをしてしまった場合はしっかりと通院し、リハビリをする必要があります。
具体的には理学療法として、専門器具を使って電気や熱を与えるケアや柔道整復師の手によるマッサージなどがあります。リハビリを行なうことで、ケガの早期回復や再発防止にも繋がります。
足にケガを負ってしまった場合には、しっかりと足を固定して安定させるところから始まります。ケガをした足を使って片足で立てるようにする、チューブなどの道具を使って筋肉トレーニングをするなど専門知識を持った医師によるカリキュラムのもとリハビリを進めていきます。
安静にしなければならない生活の中で、負傷した足だけでなく、その他の体の部分の筋力も落ちてしまいますので、体全体のリハビリも行ないます。特にスポーツをされている方は、早く競技に復帰したいと焦る気持ちも理解できますが、復帰後に安全に高いパフォーマンスを出すためにもリハビリが重要になってきます。
また、スポーツ時や交通事故、生活や仕事中での予期せぬ事故などによるケガや後遺症の場合は、入っている保険が適用になります。したがって金銭的な負担をおさえて、リハビリをすることができます。ケガの直後に通院、申請をしなければ保険適用が難しくなってしまう可能性もあります。そういった面でも、ケガをしたらすぐに通院とリハビリを始め、後遺症への対処をすることが大事です。